硫酸鉄廃棄物(アブレシブが高い)
VENATORのUerdingen工場では、硫酸塩法を用いて二酸化チタン(TiO2)顔料を製造しています。その目的で、イルメナイトなどの二酸化チタンを含む鉱石やチタンスラグなどの加工鉱石を濃硫酸と反応させます。
連続運転されている結晶化プラントでは、遠心ポンプは極度なアブレシブ摩耗に曝されており、定期的な修理や交換が必要になります。
結晶化した硫酸鉄七水和物は、遠心分離機で母液から分離され、希硫酸で洗浄されます。
プロジェクトレポート
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グリーンソルト
Venator
挑戦
STÜBBEのソリューション
専門知識、新規革新的なアプローチそしてSTÜBBE X-CLASS
結晶化プラントと配管は、定期的に非常に手間をかけて洗浄し、内部表面に付着した汚れを除去する必要があります。現在使用しているポンプの故障による予定外のダウンタイムは、コスト面での不満の追加の原因となっています。
独自の3チャンネルのノンチョーカブル羽根車(渦巻)を搭載したSTÜBBE X‑CLASSポンプを使用し、大規模な配管改修を行うことで、動作寿命が大幅に延長されました。
懸案だった生産量の増加と、固体のサイズによって、より効率的な羽根車が異なるという知識を考慮して、第2段階としてセミオープン型の標準的な羽根車と環状のケーシングを備えた新しいサイズのポンプに切り替えました。
結果
STÜBBE X-CLASSポンプの導入後
動作寿命が3倍になりました
この対策により、以前使用していたポンプ製品と比較して、運転寿命が3倍になりました。
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01
創業 1957年
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02
生産能力:100,000 トン
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03
従業員数 380名
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04
ヨーロッパで2番目に大きい硫酸/二酸化硫黄プラント
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05
全体論的リサイクルコンセプトによる低カーボンフットプリント
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06
ISO 9001、ISO 14001、ISO 50001
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07
硫酸再生システム(100%リサイクル)
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08
プラスチック、インク、コーティング、紙、特殊用途向けの包括的なグレーディングポートフォリオ(DeNOx)